「なかがわの森」へようこそ
森のギャラリーとは
森のギャラリーは、大量生産、大量消費とは異なる経済循環と木材利用を提案するイベントとして2015年からおこなわれてきました。
森の会場に、散策路が開かれ、作品が展示されて、そのそばには小さなマーケットが営まれます。
森でゆったりしたり、お買物や食事をしたりして、各々の豊かな時間を過ごします。
例えば、そんな中で手に入れた、小さなブローチが、中川の森で育った素材からできていることを知ったり、運が良ければその制作秘話を作家から直接聞けたりもする。
寡黙な作家たちにとっても、想いを表現しながら、大切な作品たちを送り出すことが出来る。
そんな経済循環が、文化的で価値があると、私たちは信じています。
開催について
そんなイベントも、かのウィルスの流行に伴い、オンラインでの開催を余儀なくされました。
私たち、実行委員会のメンバーもそれを機に、森のギャラリーの「今後のあり方や、大切にしたいこと、どんなイベントにしていきたいのか」ということについて、改めて話し合いました。
その結果、一つ一つのイベントを、もっと丁寧に大切にしたいという思いから、3年に1度開催のトリエンナーレ方式を採用することにしました。
昨年の開催をゼロ年としてスタートし、今年は準備の年、1年目。
私たちは、森のギャラリーを最初にはじめたときから、この取組が、常に循環のなかにあることを目指しています。「耕し、種を蒔き、結実を待つ」この地道な営みを延々と淡々と続けていきたいと考えています。